『魍魎の匣』(07年)

匣の中には何がある?

魍魎の匣http://www.mouryou.jp/

新作映画なんてまったく行かない自分がようやく友人の勧めで映画館に行ったんです。映画館の中ってこんなんなんだ~。なんて少し驚いたけど、やっぱり変ですか?映画館に行かない映画鑑賞が趣味の人って。

 解説は省いて感想。堤真一阿部寛椎名桔平田中麗奈黒木瞳、宮藤官九朗、柄本明と豪華な映画。撮影や物語はスピーディーでかなり迫力がある。主だった主人公は堤さん、阿部さん、椎名さんの三人なんだが、これが幼馴染で犯罪捜査の天才という話。セリフの多さは小説が大作なだけに、かなりの情報量でそれが疲れる。面白いけど、残酷なシーンがショッキングで怖いな~。ちょっと抑えの表現がほしいと思うのは個人的な感想。

1952年の日本が舞台なんだが、少し外国の感覚がした。上海のオープンセットで撮影をしたそうだが撮影はたしかに豪華。すごいなと思ってしまうが、やはり外国なんだな。だだっ広い農村の風景は少し日本と違う。街のシーンはさらに外国に見える。

豪華な映画で満足感がある。でもマッドな登場人物はちょっと…。ミステリーサスペンスってそういうものなんだろうか?