ウズベキスタン旅行記(13年6月)

ウルグ・ベク天文台跡→タシケントから帰路へ。

ウズベキスタン旅行記、これでラスト! ツアーのスケジュールでは昨晩ナイトショーを観たレギスタン広場で観光の予定でしたがこの国の政治家が訪問するということで観光客の締め出しが行われていました。ちょうどインド?パキスタン?の観光客団体がいてカメ…

アフラシャブの丘、歴史資料館

アフラシャブ・ミュージアムの裏に『アフラシャブの丘』があります。 チンギス・ハーンがこのサマルカンドの地を破壊する前にはアフラシャブの丘には紀元前500年~紀元後1220年の間、街が存在していたそうです。水道の設備が作られ、街は栄えていたそうです…

シャーヒ・ズィンダ廟群 その2

廟群の中の一つに入りました。これだけ密集してると、どれがどれだかわからないのです。 写真がこれ一枚しかないが廟の外で出くわした現地観光ツァーのご婦人たち。民族柄のワンピース姿はこの聖地廟群でもっとも映える場所ではないだろうか?そして日本人か…

シャーヒ・ズィンダ廟群 その1

ティムール一族の眠る廟が連立するシャーヒ・ズィンダ廟群。イスラム教にも関係が深い場所でこんな話がある。 676年に預言者ムハンマドの従兄であるクサム・イブン・アッバースが、イスラム教の布教のためにここサマルカンドを訪れたそうです。 しかし翌年、…

シヤブ・バザール、シャーヒズィンダ廟群

一夜明けてサマルカンド観光へ。シヤブ・バザールはサマルカンド最大の市場。訪れた時は賑わいはすでになく、少しガランとした雰囲気。ナッツ、ドライフルーツがたくさん売られていた。特にウズベキスタンはドライフルーツがおいしく(味がとても濃い印象)…

レギスタン広場

もう二年近く前になってしまいましたね。早くウズベキスタン旅行記終わりにしたいです。もう少しです。 グリ・アミール廟の観光後は陽も傾いた夕方だった。一旦ホテルにチェックインし、夜のライトアップショーを観にレギスタン広場へ。 シルクロードの象徴…

グリ・アミール廟

サマルカンドのランドマークといえばレギスタン広場とここ、グリ・アミール廟。ティムール一族が眠る。1403年に最愛の孫ムハンマド・スルタンを亡くしたのを機に建築を開始。ティムール自身は故郷のシャフリサーブスのアクサライ宮殿近くに墓の建築を進めて…

シャフリサーブス→サマルカンド

シャフリサーブスからサマルカンドまでハイエースに乗って3時間。 逆光で撮影したのでどれも写りが暗い。 一面の小麦畑に一本の道路は憧れの風景だったかもしれない。 サマルカンドに着いた。

ドルッサオダット建築群

ドルッティロヴァット建築群の少し離れたところにドルッサオダット建築群があります。 ハズラッティー・イマム・モスク シャハンギール廟。落馬事故によって早世したティムールの長男シャハンギールが眠る。 肝心の棺の写真があらず(?)廟自体は質素な印象…

ドルッティロヴァット建築群

ティムールは故郷のシャフリサーブスに思い入れがあったのかアクサライ宮殿の建築から都市計画が始まり、町はさまざまな施設ができた。が、冬季の交通の便が悪かったので首都をサマルカンドに移したそうだ。 移動時間もそこそこで建築群を集中して回ったので…

シャフリサーブス到着。アクサライ宮殿

最後に記事投稿したのが8月か…。すみません。また再開します。年内に終わるか? ウズベキスタンの古都ブハラを出発。砂漠を突っ切ってアミールチムール所縁の地、シャフリサーブスに到着。昼食後アクサライ宮殿へ。 宮殿内は広い公園のようになっているが現…

ブハラ→シャフリサーブス その2

ウズベキスタンに行くと砂漠が見られると思っていたがその通りで、都市を抜けるとだだっ広い荒地が広がっていたり、どうやって住んでいるのかわからない農家が砂漠の真ん中にポツンとあったりする。日本では絶対に見られない風景だろう。 玄奘三蔵は中央アジ…

ブハラ→シャフリサーブス その1

古都ブハラの朝、今日は移動日。シャフリサーブス中継、(4時間)サマルカンド(3時間)まで砂漠を突っ切ります。 ウズベキスタンの道路事情はよくない。主要都市への幹線道路もアスファルトにひび割れの凸凹があるし、ドライバーもそれを避けるために蛇行す…

ブハラ人形(ウズベク・パペット)

Ўзбек кукла(ウズベク・クークラ)ロシア語表記、ウズベク人形。 uzbek puppet ウズベキスタンはソビエト連邦国家の一国として長い間社会主義体制を歩んできたが、その間宗教の弾圧も行われ、過去に紹介した歴史的建造物のモスクやメドレセも当時は閉鎖され…

ナディール・ディヴァンベキ・メドレセ、ラビハウズ他

中断していたウズベキスタン旅行記を再開します。もう一年以上前だというのに旅行記の半分も終わっていない! 仕事がむちゃくちゃ忙しかったこともありますが、フィルムスキャンに時間がかかったことの他に、ウズベキスタン旅行に行った後で観光した場所を調…

タキ・バザール、マゴキ・アッタリ・モスク他

ウズベキスタンの工芸品は色々あり、中でも茶碗の原型とも思える形のお椀がたくさん売られてある。湯呑は平茶碗が一般的。 もちろん大量生産のはずなのだが、皿でも茶碗でもまったく同じ柄というのが存在しない。見つけるのが難しいぐらいなのでここが不思議…

カラーン・ミナレット、ミル・アラブ・メドレセ

『カラーン』とはタジク語で『大きい』という意味らしい。ミナレットは46mもあり、中は螺旋階段になっていて頂上まで登ることができる。19世紀ごろまでは罪人の処刑場で袋詰めにされて塔の上から投げ落とされていたらしい。左がカラーン・モスク。チンギス・…

カラーン・モスク

アルク城観光の後でお昼を食べたレストラン。キャラバンサライ風(隊商宿)のお店。料理は前記事を参照下さい。 一旦ホテルに帰って休憩。社会主義を経験した国の街並みは区間整備されていてどこも綺麗なのだが、冷たい雰囲気もある。 カラーン・モスクへ。…

アルク城

バラハウズ・モスクの向かい側にあるのがアルク城。そもそもバラハウズ・モスクはハーン専用のモスクだった。ハーンはアルク城からモスクまでを絨毯で敷き、礼拝していたという。 アルク城の入口は馬で入れるよう緩やかなスロープ状になっている。 中はアル…

バラハウズ・モスク その2

モスクの中へ。日本人旅行者の今後の旅の安全を祈願してこのモスクの管理人にアラーへ祈祷をしてもらった。祈祷はさすがのいい声でメロディのようである。ガランとしたモスクに祈祷の声が響く。 こちらの若い女性の格好は色とりどりの伝統的刺繍のワンピース…

バラハウズ・モスク その1

こんなペースで旅行記が何ヶ月掛るのやら…。バラハウズ・モスクに到着。 現在もモスクとして機能している1718年に建てられたハーン専用のモスク。アルク城からすぐ近くなのでハーンは赤絨毯の上を歩いて直接礼拝に来ていたとか。 クルミの木でできた12mの柱…

チャシュマ・アイユブ

イスマイール・サマニ廟の後で車に乗って近くのチャシュマ・アイユブへ。 車を降りて道中、旅行者用の土産屋へ。観光地周辺はお土産屋がたくさんある。ウズベキスタンは工芸博物館でもみたように装飾品が豊富でブレスレット、ネックレス、ピアスや髪飾りなど…

ブハラ到着 イスマイール・サマニ廟

寝台列車でブハラ駅到着。 寝ている間も揺れていたので地面に足を付いた時には変な感覚がした。乗り物酔いとは違う平衡感覚のなさ。椅子に座っていても時折体が揺れてしまう。 ブハラ駅前は到着した人たちの送迎で賑わいを見せていた。 ハイエースでブハラの…

ウズベキスタン鉄道の夜 その2

砂漠の朝日はとても綺麗。 白いシーツも後で回収しにくる。

ウズベキスタン鉄道の夜 その1

〇界の車窓から 今日はウズベキスタン鉄道の旅です。首都タシケントから終点のブハラまでシャルク号に乗って。 海外に行って鉄道に乗る回数は多いですが寝台列車は珍しいです。旅情が違います。 夕食のウクライナ料理を食べて寝台列車に乗る為にタシケント駅…

工芸博物館、結婚式

ウズベキスタン・タシケント観光もこれで終わり。ウズベキスタン工芸博物館に訪問。 ウズベキスタンの建築、絨毯に施される模様はとてもエキゾチックで不思議な魅力を持っている。ある種のパターンがあるようだがじっと見ていても飽きないし、一部分だけ見て…

ナヴォイ・オペラ劇場

日本人にとってタシケント観光で有名なナヴォイ・オペラ劇場。 終戦後、大陸からソ連軍に抑留された日本人達はソ連領内に散らばり、そこで強制労働としてインフラ工事などに従事した。ここウズベキスタン、タシケントに運ばれた日本人抑留者たちはナヴォイ劇…

チョルス・バザール、歴史博物館

丘の上にあるジャミー・モスクのすぐ隣にチョルス・バザールがあります。 ウズベキスタンは治安の安定した所です。でも油断は禁物。スリの被害にならないようにバックは前掛けがよいとのこと。 日傘を差しているのが現地ガイドのマリカさん。日本人っぽい名…

クカルダシュ・メドレセ、ジャミー・モスク

タシケントの街並みほかポートレートを少し。 墓地の入り口にあったブドウ。農業国なので葡萄酒生産も盛ん。 東側の大衆車ラーダはウズベキスタン各地で良く走っている。価格が安く、壊れても単純な機構で修理もしやすい特性を持っているが、故障が多いとそ…

ハゾレチ・イマム・モスク

現地で買った『ウズベキスタンの歴史的な建造物』の資料の日本語訳が結構いい加減でものすごく混乱しているのですがそのまま載せます。 「16世紀の半ばごろにカファリ・シャシ廟やバラク・ハン・メドレセが建設され、タシケント北部にはハゾレチ・イマムと…