アルク城
バラハウズ・モスクの向かい側にあるのがアルク城。そもそもバラハウズ・モスクはハーン専用のモスクだった。ハーンはアルク城からモスクまでを絨毯で敷き、礼拝していたという。
アルク城の入口は馬で入れるよう緩やかなスロープ状になっている。
中はアルク城歴代ハーンの品物と歴史の紹介。古くは紀元前4世紀ごろからの出土品が出てきているのでこの城を中心にブハラの歴史発祥の地とされています。7世紀にはアラブと戦い、13世紀にはチンギス・ハーンと、1920年代にはロシア赤軍が城を爆撃してまた荒廃したという。(南下政策でブハラ・アミール国がロシア帝国の保護国に→その後ロシア革命で赤軍の支援を受けた人民軍がアルク城を攻めて陥落。)
構造としては小さな山を削って城壁を作った高台のような構造。木造の建築は歴史の中で破壊と再築を繰り返した。
ハーンや部族長が議会などをする議場。ウズベキスタンも年中天気がよいと外の方が気持ちがよい。
王座。ブハラ・アミール国は広大な土地と権力を持っていたのに王座は割と質素。主に絨毯の上に胡座をかくのが文化だったので椅子が登場したのは近代かと思われる。現地の観光客も記念写真を撮っていた。
城の上にある馬場。
現地観光客も良く来るようだ。