ウズベキスタン鉄道の夜 その1
〇界の車窓から 今日はウズベキスタン鉄道の旅です。首都タシケントから終点のブハラまでシャルク号に乗って。
海外に行って鉄道に乗る回数は多いですが寝台列車は珍しいです。旅情が違います。
夕食のウクライナ料理を食べて寝台列車に乗る為にタシケント駅まで。ウズベキスタンではテロの標的になることから駅や空港の構内や外観は撮影禁止。駅の敷地も策で囲まれ警備も厳重です。これなら大丈夫だろうと載せます。
日も暮れ始めた夕方、タシケント駅前はものすごい人。正面左から駅周りの柵に入り、ぐるっと回って今度は右側から駅構内へ。チケットはガイドさんが手配していたのでそのまま。金属探知機を潜って停留場へ。高速鉄道(タシケント~サマルカンド間)も止まっていたが人混みにスーツケースを持ってでは息が切れた。そして寝台列車シャルク号の中へ、中はとても暑い。
エアコンはあったのですが列車が走りだすまで使えない。出発まで数分サウナ状態のまま待つことに。ようやく走りだしてもなかなか利かない。窓もはめ込み式で上に小さく開く窓があるだけだった。
トイレは過去の寝台列車と同じ、垂れ流し式だった。なので動き出すまで使えない。
急須に茶碗も給湯機(車両に一ヶ所)あったのですが列車内の水はなんだか信用ができなかったので飲まなかった。代わりにミネラルウォーターを茶碗で飲む。
一つのコンパートメントに二人が乗り込むのだが一等寝台か二等寝台かメモしてなかったです。多分二等寝台。
ベッドに置いてある袋がベッドメイキング用のシート。寝る前に自分でベッドメイキングする。
写真は朝ですが窓の上にLGの液晶テレビ、電源は付くけど画像は映らない。
寝台列車の天窓に大型の荷物入れがある。
隣のコンパートメントは現地の学生らしい集団が夜遅くまでワイワイやっていたので眠りにくかった。私はその日の観光疲れでぐっすり眠れた。夜寒いかと思ったが申し訳程度の毛布で十分だった。そして列車は良く揺れる。
外の明るさで目が覚めた。
朝になった。