鬼ヶ島へ。女木島の旅 その1
梅雨空の三ノ宮、金曜深夜。
仕事を終えた人たちが足早に帰っていく中、待ち合わせ。
合流後、バスに乗ってフェリーターミナルへ。
今回の旅はフェリーが主な移動手段。フェリーって実は便利な乗り物なんです。高松行きのジャンボフェリーは深夜0:30発4:10着の便があって、睡眠時間は少ないけど夜行列車のような使い方も出来る。『鉄』がブームになる中、船の旅も、のんびりとした旅情があっていいもんです。(GWや長期休日期間中は難民船みたいな状態になる。一度、GW帰省に利用したが、全然眠れなかったし、疲れた。)
フェリーの中で簡単に旅のミーティング。その後、就寝。冷房が効いてて寝にくかった。
明朝。もやのかかった高松港に着いた。
連絡バスで高松駅に着いた後、近くを散策し、朝からうどん屋をやってる場所の目星をつけといたが、ずいぶん前に買った情報誌だったので、うどん屋さん自体がつぶれてしまってた。結局高松駅内の立ち食いうどん屋さん。香川で「うどん」はお昼ご飯の感覚が強いんだよね。
少し休憩していざ女木島行きフェリーへ。船は『めおん2』。
近距離フェリーの中は似たようなつくりになっている。前方中央にテレビ。他は座席。
出航。向こうに見えるのが女木島かな?
こっちは東側、屋島。
海から見る高松港。朝靄の近代的な街並みが見える。
向こうが女木島。結構大きい。
女木港に到着。
フェリーは方向転換し、今度は男木島の方へ行きます。
真横から見た『めおん2』。横から見るとかわいらしいもんだ。
女木港からは割と近くに見える高松港。ここからは港の風景。
向こうは屋島。
港周辺の民家にはオーテと呼ばれる海から吹き付ける潮風を防ぐ壁のある風景が広がります。日本の山間部には見ない港町の風景です。
第一猫発見。見知らぬ人に警戒。でも実に絵になる。
女木町をブラブラ。
この時期はトウモロコシ畑が多い印象。猫が若いトウモロコシの実を盗って道端でかじっている場面を見た。
そうそう忘れていました。女木港にある女木島のシンボル(?)、モアイ像です。
なんでこんなところに?と思われるでしょう。
実は大手クレーンメーカーの本社が香川県にあり、本物のモアイ像修復工事のテストために、イースター島とよく似た地形に女木島を選んで、実寸台より少し小さいモアイ像を作って、ここに運んだそうです。
堂々としたその風格はデカイの一言。
女木島の旅は2回シリーズの予定です。