『チェブラーシカ』(69年・71年・74年・83年ロシア)

チェブラーシカ(ばったり倒れ屋さん)だよ。正体不明だけどね。
チェブラーシカ

チェブラーシカ

公式サイト http://www.ghibli-museum.jp/cheb/ ロシア史上最も愛される人形童話。オレンジの木箱に入っていた正体不明の生き物。果物屋の店主に起こしてもすぐに倒れてしまうことから「チェブラーシカ」(ばったり倒れ屋さん)と名づけられ、電話ボックスに住むことになる。一方、動物園で働く孤独なワニの「ゲーナ」は友達を求めて広告を出すのだが…。 熊の子供か猿の子供か、正体不明の生き物チェブラーシカと孤独なワニのゲーナの友情。いたずらをしては喜んでいるシャパクリャクおばさんの存在。どこか寂しいロシア音楽。映画を観てるとロシアって割といい国なんだろうなと思う。制作された冷戦の時代にも国民はこんなキャラクターを愛していたんだから。 全四話は制作された年数も違うけど、それぞれ違うメッセージ性があって社会風刺もきいていて、大人が見ても面白い。悪い人なのかいい人なのか、シャパクリャクおばさんのような人はどこかにいるよね。 公式サイトでは期間限定番組を配信中で、制作した人のインタビューのほかにアニメーターとして参加したユーリ・ノルシュテインのコメントもある。 偶然なのか「○長書店」の猿(たぶん)のキャラクターはどこか似ている。 http://www.e-nobunaga.com/