スプリット観光:ディオクレティアヌス宮殿 その1
プリトヴィツェからバスで4時間程、日が沈む頃、スプリットに到着(スプリトの表記もあり)。この日はバス移動にプリトヴィツェ観光とで疲れていた。
少し眠ると海が見えてきた。
スプリットは今回スロベニア~クロアチア間のバスの運転をしてくれたゴランさんの住居があるところらしい。旅をしたちょうどその頃6月は観光客も少なく海で泳げるのでいい季節なのだと話してくれた。
ホテルで一泊。朝からスプリット観光へ。
観光地へは近いのでほとんど歩き。この日は真夏に近い温度だったと覚えているが、海から近いこともあって湿度も高い。
スプリットのあるダルマチア地方は『101匹わんちゃん』のダルメシアンで有名。
ディオクレティアヌス宮殿は3世紀末から4世紀初期にローマ皇帝ディオクレティアヌスによって建築された。スプリットの街の起源はここにあり、北はカルスト地形で断崖のようになっていて海に向かって緩やかな傾斜になっており、南は入り江になっていて、敵が陸からは攻められにくく、海からは発見しやすいという条件がそろっていた。
中世が終わる頃まで宮殿の存在事態がわからなくなっていたという。
ミニチュアの地図。
ローマ時代は船が入れる場所だったそうだ。
ローマ時代のゴミ置き場。
ローマ時代の下水管。
宮殿地下は涼しく、音も反響するのでコンサートホールのような扱いがされることがある。先日ファッション・ショーがあったというところ。