買っちゃった。
コロナ禍(「コロナわずらい」と読んでたけど「コロナか」でよいらしい。)で休業扱いになり、もう1カ月。5月31日まで延長も決まった。
部屋に籠るのも何か楽しく遊べるものがないかとヤフオクを巡回中にジャンク扱いの楽器が目に飛び込んできた。
「古いクラリネット ジャンク」1000円
暇なのは仕方がないが、何か手作業がしたいと思わず落札しまった。ジャンク扱いがどんなものかというと。
到着後の開封レビューですが、状態。
4分割で入っていました。ケースなし、本体のみ。
マウスピースなし、リードなし。音が出るかすらわからない。
キイの動きは渋い、触るとネチャネチャする。錆がある。触ると手が汚れるくらい。
タンポはカチカチに固まってる。取れかかっているのもある。
ベル部分に割れあり、バレル部分にも割れあり。塗装が剥げ掛かってる。
サムレストに溶接跡あり。
全体的に臭うなどです。
メーカーはPENZEL-MUELLER(ペンツェル ミューラー)。1899年~1950年代まで存在したアメリカのメーカーらしい。Artist MODEL LONG ISLAND CITY.N.Y.と書いている。素人が楽器の修理などできるのかと思いますが、クラリネットのこのメカメカしたギミックは見ていてとても面白い。金属を磨くだけで愛着が沸くのではないかと思い、これからまずは書籍から構造を勉強して音が出るまで素人修理をしていきたいと思っています。壊れるかもしれないけど、もし直ったらそれはとても素敵なものに変わるはずなのです。ニューヨーク生まれの70歳(ひょっとしたら100歳?)の老い楽器に再び生命を。