陰の忍者… 『忍者武芸長影丸伝』白土三平

漫画の話題が続くけど、いや~残りそろえました。Amazon

忍者武芸帳影丸伝 (1)

忍者武芸帳影丸伝 (1)

  • 作者: 白土 三平
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 1997/05
  • メディア: 文庫

群雄割拠する戦国の世、天下統一をめざす織田信長に公然と反抗する謎の忍者・影丸がいた!

一代の怪物、影丸。彼を中心に強烈な個性を持つさまざまな人間たちが入り乱れ、運命に翻弄されながらも信念をつらぬいていく。因縁の糸が絡み合う大河歴史コミック

いや~。面白い。バンバン人が死ぬけど、まったく人の歴史というのを感じさせる。
忍者とはいかなる存在か。師弟の対決。死を持って挑む強敵との死闘。首は吹っ飛ぶ。腕や足は吹っ飛ぶ。
主要キャラクターは死ぬし、ヒロインはバラバラにされるし、もう
残酷なシーンなんかより、ストイックな生き様と、マルクス主義的な思想は反権力だとか闘争心むき出しだ。

話は変わって間違って届いた『忍者武芸長~4巻』なんだけど、旧版というか、昭和51年に初版一刷の表紙。妙にリアルで…。


三船さんの影響があるような…。
昔の小説の表紙の絵ってなんかおもしろいよな~。