おお!太陽の塔! 親子旅その1

金曜日、帰宅すると部屋に電気がついていて、母親が…
また来ました。

今年に入ってからほんとに一ヶ月単位で遊びにやってくる我が母。
「関西は行きたいところがたくさんあるけん。」と話す。それに同行する僕。

今回は休日出勤が重なったので、日曜に万博公園でやっている国立民族学博物館へいくことになった。


入場券の切れ端ですんません。でもコンパクトには何枚か撮った。そのカメラもまだフィルムが残ってる。

太陽の塔って不思議なデザインだな~。

さて国立民族博物館では今『聖地巡礼の旅』といって、「サンチャゴ・コンポステラ巡礼の旅」、「四国八十八箇所お遍路さん」、「霊場恐山 民間信仰とイタコ」にスポットを当てた特集をしている。
関連する映像ドキュメンタリーの上映をやっていて15分~30分程度の尺を時間差で三つのシアターで上映をしている。途中から見てもいいし、見た部分なら退出してもいい。

「サンチャゴ・コンポステラ巡礼」とはフランス、ル・ピュイのノートルダム大聖堂からピレネー山脈を越え、スペイン西部、サンチャゴ・デ・コンポステラ大聖堂まで1350kmの巡礼路を歩く旅。道中にある教会や宿でスタンプを押してもらい、全てがそろうとご利益があるという、お遍路さんの欧州版ようなもの。歩く期間は開きがあってもいい。
ドキュメンタリーではフランス陸軍退役軍人のお爺さんが主人公で、この人は一日30キロのペースで約一ヶ月歩き、次の年で全行程を歩いた。

フランス、スペインの風景はすごい綺麗。巡礼は世界中から年齢も関係なくやってくるという。大きなバッグを背負って巡礼の旅をする人はカッコいい。外人はスポーティなスタイルがメッチャ似合うな~。

巡礼の旅とは自分を見つめ直す旅という。中世、殉教者が歩いた道のりを歩くというほかに達成感はすばらしいものだと思う。お遍路さんも死ぬまでに一回、回ってみたいものだ。