栗の皮むき。

今週は体調が悪かったので映画を観るのもお休み。

職場で天津甘栗を貰ったので、なにか料理を作ってみようと皮をむいてみました。

日も暮れ始めた夕方。コタツに入ってテレビを観ながら、モソモソとやったんです。

こういう土筆のカサとりみたいな単純作業は時間が過ぎるのも忘れるな~。と思いながら、なかなか根気がいる。今でもパートのおばさん、中国の工場で何百人もの従業員が人海戦術で「甘栗むいちゃいました」や「骨のない白身魚フライ」などを作っているんだな~と想いをよせる。こういう仕事は母親かお婆ちゃんがよくしていたもんだ。

袋に簡単な栗の皮むきの仕方があったので紹介しよう。

まず親指の爪で栗の腹(?)のような、丸いほうじゃなくて平たい面に横に割れ目をつける。

栗の横を押すようにすると半分に裂けて皮がとりやすくなる。

残りの皮を取って出来上がり。


まだ、こんなにあるよ~。どんだけ~って、まあ飽きない程度にがんばりますけど。
あせっちゃいけない。少しずつやればいい。

こういうあんまり考えないでできる仕事って、なかなかいいと思う。慣れてくると指の動作が覚えてきて、何かを考えているうちに作業が進む。職場のこととか昔の事とか、来週の予定とかいろんなことができる。無我の世界とでも言おうか。没頭できることが素晴らしいよね。

自分っていう人間がなんなのかまで行きつくと、ふと時計を見て、
1時間半も栗の皮向きしてたんだ~。って達成感がある。

単なる栗の実がこれだけ集まると宝石のように見えてくる。

そうだよ。なんでもコツコツと。

明日はこいつを料理するんだ。