トラッカー風?

バイク雑誌に書いてあったことですが、現在二輪業界は差別化の時代を終えて、共生の時代を迎えているらしい。あるカテゴリーの車種が流行したりは、また違った車種が生まれたり、流行が下火になっても愛好者はそのままいるし、それぞれの楽しみ方や趣味趣向を味わう時代になったというのだ。絶版中古車でも、まだまだ元気に走ることが出来るし、性能は最新でもレトロデザインなんてのもある。 そんな広~い二輪の世界の中で、オフロードというカテゴリーにもまた様々な意味合いが含まれている訳で、 車体やレース形態、ホイールサイズだけで分かれちゃうから分類は難しい。 スクランブラー、(オフロードレースの前身はそういったレースに参加する車種のことをスクランブラーと言っていたらしい。どちらかというとロードモデルにタイヤ、サスをオフロードよりにしたモデル。) ダートトラッカー、(アメリカでは古くから丸いトラックを猛スピードで走り抜ける草レースが盛んだった。モデルはこちらもロードよりの形。又、フラットダートレースなどともいう。アメリカンバイクの代表ハーレーもモデルを多数展開していた。) 動画は『On any sunday』(邦題『栄光のライダー』)の寄せ集めだと思われ。いいな~。観なきゃ。 トライアル、(一応オフロードではあるけれど、レースというよりはテクニックで足場の悪い場所を足を着かずに走破する軽量、小排気量モデル。自転車でもある。) トレール、(公道から分け入った獣道までも走らせることを目的に開発された。YAMAHAセローが代表格。HONDAはそれに対抗してSLを登場させる。) モタード、(ヨーロッパで生まれた別名スーパーモト。オフロードモデルに17インチロードタイヤで舗装コーナーを猛スピードで曲がる。近年流行で各メーカーもこぞってモデル展開。) モトクロス、(一番オフロードらしいレース。大きなジャンプ、転倒は当たり前、ライダーにとってはかなり酷なレース。ジャンプでアクロバットを競うことをフリースタイルモトクロス。) エンデューロ、(モトクロスレースと類似してるが、コースは山道などを走るので暗がりの視認用に照明部品は装着される。) またオフロードは「デュアルパーパス」と言い換えられたり、「ストリート系」という微妙な位置関係の言葉も生まれて、見た目だけではなんだか分からない。ビンテージオフって言葉にしても、どこまでがビンテージ?言われるとこれも微妙。とりあえず60~70年代かギリギリ80年代くらいに販売されてたオフ車という位置関係? SLもまた微妙な位置関係になってしまって、とりあえずサイドカバーが古っぽい。 SL230改 (37).JPG いいかげんCD90のステッカー剥がさないと。完全オフ車なんだけどな~。FTRにすればそれなりに近いはずなんだけど…。今回の改造はここまで。