インフルエンザA型

某日朝、布団を被っているのに異常な寒気に襲われて熱を測ってみると37.8度。昨年は変な季節に2回も風邪をひいたことがあったのだが、期間でみると半年の中で2回風邪をひいていた計算になる。今回風邪だと3回目なのだが、しょうがないので会社に病院に行ってからもう一度連絡すると連絡。以前風邪をひいたときにもらった解熱剤の残りを飲んで、行きつけの耳鼻科の開院を狙って外にでる。

着いてみると中は空いていたのでスムーズに診断を受けた。医者に症状を報告。以前もらった薬を飲んだこと。前日に下痢、少し咳こむぐらいで喉も痛くなく、鼻水も出ない。熱だけあるという変な症状なのだが医者からは「職場でインフルエンザが流行っていることはないか?」と聞かれた。昨年末以来、職場で注意するようなことはなかったのだが、鼻にインフルエンザ用の検査棒らしい物を奥の方まで差し込まれ、しばし診察ベッドで待たされる。5分も待つと呼ばれたのだが医者が言うにはインフルエンザA型に感染しているという。薬を出すまで診察ベッドで待たされマスクももらった。

なんと出勤はしばらく無理になってしまった。診察料、処方せんをもらって外に出て薬局に薬をお願いする。その間に会社に連絡。調度仕事は多忙ではなかったのだが、予定外なことなので少々動揺する。薬をもらって親に連絡。帰り道にスーパーで買い物。簡単にできる温まる料理と思っていたらメニューは「おでん」に決まった。野菜ジュースにキウイも買ってビタミンCも摂取と栄養を考えてマンション部屋へ帰る。私は風邪をひいて熱が出ていても動ける体質でその間も食欲があるのが自慢だった。以前ウイルス性腸炎にかかった時は食欲が数日に渡って減退したが、今回も大丈夫だろうと楽観視していた。

帰って最初の薬を飲む。タミフルも処方されたが飲むのは初めてだった。まだ昼前だったのだが少し調べ物をして昼寝。時々起きたようなのだが発熱のせいでよく覚えていない。17時頃にようやく起きて先日の晩御飯の残り(ちゃんこ鍋)を食べようかとしたが健康時程、食欲が出なかった。御飯を残してしまい熱を測ると38.6度。薬を飲んで眠る。

薬を病院から帰ってすぐに飲んだので昼食を食べずに眠ってしまった。深夜に起きたら食べて薬も飲もうかと思っていたが、二回目の薬を飲んだ後もなかなか眠れない。熱のせいで寒気がひどく、布団を被っても身体が自然と丸まってそれでも眠ろうとする。しばらくすると寒気から発熱に変わって布団の調整が難しくなる。身体は熱いが布団を除けると寒い。なかなか眠れないうちに21時を回る。もう深夜飯は食べれそうにない。熱を測ると39.6度。あまりの熱に体温計を見間違えそうになったがこの現実を受け入れるしかない。このままの状態では眠れない。夜はまだまだある。発熱で全く眠れないので3回目の薬を飲んで寝ることに。薬を飲んだ後でもこのままいくと救急車を呼ばなくては行けないかと考えたりして気が気でなかった。

その後はよく覚えていない。薬も発熱時のとんぷく薬を飲んで眠れるようにまで熱が下がった様子だった。深夜にも数回起きたようだが朝まで眠れた。朝、熱を測ると37.9度。初日と変わらない。朝食にトースト、ジャム、ホットミルク。昼寝をして昼食に納豆ご飯。御飯は少なく小分けして冷凍保存した。また寝ると夜になっていた。おでんと御飯で夕食。熱は38.1度。

次の日からは36度代にまで下がったので峠は越した様子。次の日の朝37.1度まで上がったりもしたが熱が下がって2日間はウイルスの感染力が高いという。発病してから少し耳がおかしいが薬の副作用の可能性もある。今はその違和感も無くなったので完治したと思う。長引くかなと思っていたインフルエンザ。2日で熱が引いたのは幸運だったかも。