ブレッド湖 その1
リュブリャナ城へ登るケーブルカー。
リュブリャナ旧市街の観光を終えてこの日は終了。少し離れたリュブリャナのホテルに泊まる。関空、イスタンブール、ザグレブ、リュブリャナと移動ばかりで疲れていた。スロベニアはこの季節、午後八時でもまだ明るい。
スロベニアの人たちは朝出勤が早く、仕事を終えて帰るのが早いサマータイム制をいち早く導入している。国民性として一日の最後はゆったりと過ごすことが多いそうだ。
朝、バスに乗ってオーストリア国境に近いブレッド湖へ。
ブレッド湖は『アルプスの瞳』と呼ばれる世界でも最も美しい場所ではないだろうかと思ったのが正直な感想。エメラルドグリーンの湖畔にポツンとある島と教会。静かな景観。アルプスの山々。どれを撮っても美しい。
ボートの名前は『アーサー』?
10人くらいに分かれてボートに乗り込む。この手漕ぎボートは手作りで漕ぎ手の水夫が一から作る。そしてこの漕ぎ手は先祖代々世襲制で受け継がれていくという。そしてブレッド湖は生態系の破壊を防ぐ為にモーターボートも禁止らしい。
湖の不思議な色は水中のバクテリアによるもの。
湖畔の建物。実はこれはチトー独裁の頃に建てたチトーの別荘だそうだ。現在ではホテルに改装している。ヒットラーもこの湖を訪れたこともあるそうな。
スロベニアでは自然の島では唯一の島、ブレッド島に上陸。