尾瀬の旅 その3『大湿原!』

その3です。その1で画像を載せるのを忘れてました。晩御飯の前にビジターセンターで尾瀬の動物たちをみました。
まず「ホンドキツネ」

すみません名前を忘れた。タヌキ?イタチかな?

熊です。最近でも周辺に出没するそうなので、「見たら慌てず、ゆっくりと後ずさりしてください。」と山小屋の人は言っていましたが、その人が初めて熊と遭遇したときは一目散で逃げてきたそうだ。

剥製です。剥製って本当に皮を剥ぐんですね~。ちょっと残酷。

余談ですがネイチャーガイドさんによると、最近「ニホンカモシカ」の数が増えて、尾瀬の方まで生息地が広がっていて、湿原を踏みつけたり、地面を掘ってしまったりして尾瀬にとっては邪魔者なんだそうだ。

またまた余談ですが、山小屋の飲み物は場所によりますが、平地の2~3倍近くします。写真ではつぶれて値段が分かりませんが、天然水500mlが300円。ほか500mlペットボトル飲料が360円です。それもこれも歩荷さん(ボッカさん)と呼ばれる荷物運搬の人たちが、背負って運んできてくれるからです。歩荷さんはプロなら100キロ近くの荷物を背負って、一日二往復ぐらいするそうだ。この山の鼻の山荘付近なら。

さてここから続きです。
尾瀬には『池塘(チトウ)』と呼ばれる小さな池が点在していますが、尾瀬ヶ原には誰が数えたか200以上の池塘があるんだとか。この湿原も木の根っこや水草が長い年月をかけて積み重なって陸地のようになっているのです。
下の写真は尾瀬の木道から唯一見ることができる池塘にある浮島。(写真中央。)『夏の思い出』にある歌詞の一説とは座布団ぐらいの大きさの島なんだな~と、ちょっと拍子抜け。でもかわいらしい。


面白いぐらい水面が鏡のようです。曇っていて風がなかったのが幸いです。



アンドレイ・タルコフスキーの『惑星ソラリス』に似たようなシーンがありますが、本当にきれい。流れに揺れる水草

尾瀬は自然の生態系が原生に近い形で保存されている地域です。下の写真でも分かるように少しでも地形が違うと、線を引いたように植物が違います。

今日はこれくらい。まだ続きます。