母と姉と僕。箸蔵街道を歩く②

江戸時代、香川⇔徳島間の主要道路だった箸蔵街道。

峠道ですが、急な高低差のない緩やかな坂道で歩きやすい道です。最初の箸蔵寺の長~い階段には閉口しましたが。


JR土讃線箸蔵駅。この駅もモダンな駅。

箸蔵駅から徒歩で箸蔵寺へ。箸蔵寺へはロープウェーがありますが、僕らは徒歩です。昔の街道なんだから。

徳島県側。暮れの寒波の雪がまだ残っていました。それにしても香川と徳島でこうも降水量が違うのか。
香川じゃ雪がめったに降らない。


道中のみかん畑。


駅から箸蔵寺まで道のりがすごい階段と急斜。また階段階段の連続。でも階段を登るにつれてなんとなくご利益があるような不思議な気持ちに。山の上にお寺があるというのはなにか神々しい感じがしますね。四国88ケ所番外札所15番のお寺。


しめ縄ではなく巨大草履。



両端に金剛力士東大寺とまではいかないけど立派です。赤い肌が怖い。

朝日に照らされる箸蔵寺の前門?です。

反対側、広ーい。

少し歩いていくと赤い架け橋。


橋の両端に烏天狗の像。狛犬でもなし、変わってるなと、母子3人で話した。
口ばしがあるのが烏天狗とばかり思っていたけど、口ばしがなくても羽のある天狗もそう言うのだそうだ。

階段また階段。

そして本殿。お寺の敷地も広い。可愛らしいかまくらがあった。

門のところでもそうでしたが、雪が踏み固められて、アイスバーン状態でした。
箸蔵寺の左手から街道のスタートです。ようやくスタートなのです。階段だけでも疲れた。

箸蔵街道はまだ続くよ。でも勾配はもうないのであとは歩くのみ。