カンボジアの旅:乗り物篇。
先週は飛行機の中で「絶対赤痢だ!」と思っていたのがうそのよう。
お腹の調子、回復しました。
症状でいうとコレラに近いものだったのだけど、直ったんでまあいい。
腸にへんな細菌が湧いて、その細菌の毒素で下痢していたんだろう。
帰国後に久しぶりにヤクルト飲んで、お腹の中をビフィズス菌で一杯にして、それがよかったのだと思う。
ようやく旅雑談を少しずつですが載せていきます。
今回はデジカメで撮った「乗り物」でまとめてみました。
どうでもいい写真はデジカメで。バスから流し見する街の風景とか夜間撮影は
写真も全て現像できました。フィルムスキャンはまだ待って。
取り込むのに手間と時間が掛かります。
僕が行った3月初めはカンボジアでは乾季。
日差しは強く、気温は日中35度前後で、高いですがカラッとした暑さ。
T-シャツに長ズボン姿で、過ごしやすかったです。湿度の高い日本の夏とはえらい違いだ。
道路に車やバイクが通る度に砂埃がたつ、まるで砂漠の国に来たような、埃っぽい印象でした。
カンボジアの一番暑い時期は4月頃、寒いのは12月頃なんだそうだ。
雨季が始まる5月頃からは観光客がめっぽう少ない。
行くなら乾季がお勧め。
通貨はリエルがありますが、USドルの方が流通している。4000リエルで1ドルほど。定価の概念がないので外人相手だと必ず高く見積もられているので、相場は相当安いはず。偽札も出回っているので、高額紙幣50ドル100ドル札は支払いを断られる場合も。
こちらは朝市の風景。カンボジアはまさにバイク天国。その需要は半端ではない。小学校上がったぐらいの少年から、学校に行く女学生、爺ちゃん婆ちゃんまで。車より、ひょっとしたら自転車なんかよりバイクが多いかも。HONDAの(たぶんタイHONDA)DREAM、WAVEなど。車名はうっかり忘れちゃったがSUZUKIのバイクも多かった。
他に見つけたといえば、プレスカブはボロボロになるまで使われていた。あと捨ててあるバイクというのが全然なかった。壊れたらスクラップで引き取られるか、部品取りで隅々まで使われるんだろうな~。
二人乗りで通学する学生。青春の清清しい風が流れる。君たちはさわやかだ。街中ではみんなスピードを出さない。せいぜい40キロぐらい。田舎に行くほどスピードを出す。
カンボジアの脚といえばこのバイクタクシー。街中を歩いていて、運転手によく勧められる。カンボジアでも『トゥクトゥク』と言っていたようだったが、積めれば5人は大丈夫そうだ。料金は自分で交渉しないといけない。
多かったバイクのカスタム(?)としてレッグシールドというのか、カバーを外した形。
こちらは日本語ガイドをしてくれたホッチさん(女性)の同僚(同じく日本語ガイド担当)の乗るバイク。エンジンガード、ベトナムキャリア(というらしい。足元にあるキャリア)、マフラーのヒートガードによく分からないキラキラのシール。
詳しくは分からないですが、125CCは免許が入らないのでナンバープレートもありません。ではどうやって税金払っているの?というと税金支払いの日に一年間の税金を支払い、車体にシールを貼ってもらうと完了なんだそうだ。それにしても盗まれたり取れたりしないんだろうか。どれだけバイクがあるのか…。
車体前面の三角のシールがそう。
3人乗りは当たり前。
世界共通の乗り物といえば自転車じゃないでしょうか。ちょっとした移動には自転車が一番。麦わら帽は土産屋でたくさんある。
ビジネスバイクがほとんど。あるとするならオフロードバイクが少数ありました。HONDA XR250。ハンドルバー、フロントフェンダー、フロントカウル、マフラーも社外製のようです。
こちらは番外編。観光地に行くほど牛車がチラホラとみられました。これは馬が引いているから馬車か。
驚いた乗り物といえばこれ!スカチューントラック。ボンネット、屋根を外した『マッド・マックス』に出てきそうなパンクな乗り物。田舎道を走るほど多く通り過ぎた。それにしてもフルフェイスヘルメットって…。埃対策なのか?
これも少数派。カブ系車体に側車をつけてサイドカー仕様。このタイプは側車に売り物をつめた屋台スタイルが多かったですが、こうやって普通に荷台に人を乗っけて使っているのは珍しい。
警察官のいるところ、パトカーよりもこのオフロード白バイが止まっていた。ちょっと撮影するのが怖かったので画像も少ない。
そして一番驚いたのがこれ。バスの窓からのぞいていて「おおぉ~!」と声を上げてしまった。流し撮影で現地の人からガン見されていますが中央。
アップするとSL230じゃ~ありませんか。日本から遠く離れたカンボジアで発見しましたよ。(今は実家に預けたままだが僕のバイク。)年式もステッカーのデザインも同じ。一人だけテンション上がっちゃったよ。ナンバーがないのでこれも免許なしで乗れるのか?